医療費の節約につながる、まさかの時の高額療養費制度を解説【知っ得】

知って得する

40歳を過ぎると両親の医療費や自分にも突然の病気が降りかかってくる事があるかもしれません

私も現在白血病が発覚し早5年。年間の医療費を考えるととてもじゃない額ですが高額療養費制度を知っていたり確定申告の際の医療費控除などを知っていますので支払う金額はぐっと減っています

今回は私が体験したことも踏まえ医療費の節約に役立つ高額療養費制度や医療費控除について解説していきます

 

高額療養費制度とは

高額療養費制度とは同じ医療機関(病院など)で診察、診療した際に支払った金額とその機関から出された処方箋の金額(薬局で支払った金額)がひと月(同じ月の初日から末日まで)で上限を超えたときに、その超えた金額を支給する制度です
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません

高額療養費制度が平成30年8月から少し変わるようですのでそれも加味しながら解説していきます

 

負担額は前年の収入で決まる

患者が負担する金額には上限があり前年の収入によって分かれています

そして平成29年8月から70歳以上の上限額が見直され平成30年8月からも変更されます

今回は平成30年8月からの制度を解説していきます(参考・参照 厚生労働省ホームページより

今回の制度変更では70歳以上で現役並み(370万円以上)の収入のある人は69歳以下の人と同じ区分にされ年収770万円~1160万円、年収1160万円以上の方々の負担が増える形になっています

更に70歳以上の年収156万円~約370万円の方々の負担も増えています

 

69歳以下の人は区分や金額については

適用区分 ひと月の上限額(世帯ごと)
年収1160万円以上 252600円+(医療費-842000)×1%
年収770万円~約1160万円 167400円+(医療費-558000)×1%
年収370万円~約770万円 80100円+(医療費-267000)×1%
~約370万円 57600円
住民税非課税者 35400円

年収ごとの負担金額(赤字の金額)を超えなければすべて自己負担。ひと月にこの金額を超えたときは高額療養費制度に適用されるということです

 

例えば 69歳以下・年収約370万円~770万円の場合(3割負担)100万円の医療費で、窓口の負担(3割)が30万円かかる場合

100万円の医療費のうち3割が負担額となりますのでまずは30万円支払います

年収が約370万円から770万円の間ですので負担額は 80.100円+(100万円ー267000円)×1%=87430円が上限額となります

ですので支払った300000円から上限負担額の87430円を引いた金額212570円が返金されるということになります

 

注意書きに書かれている

1つの医療機関等での自己負担(院外処方代を含みます。)では上限額を超えないときでも、同じ月の別の医療機関等での自己負担(69歳以下の場合は2万1千円以上であることが必要です。)を合算することができます。この合算額が上限額を超えれば、高額療養費の支給対象となります。

これは一つの医療機関で支払った金額、その機関から出された処方箋の金額が合わせて21000円以上かつ別の医療機関で受診されたとしても同じ条件(診療費と薬代)が21000円を超え、かつご自分の収入区分の上限を超えたときに適用されるということです

 

例えば

収入370万円~約770万円のかたで2つの病院(医療機関)を受診しそれぞれの病院で21000円以上を払い合計が80100円+(医療費-267000)×1%を超えたときに適用されるということです

ですので2つの病院を受診したとして一つの病院で80100円払い、もう一つの病院で21000円以下の支払いだったら適用されないということになります

 

私も同じ月に2つの病院に受信していますが一つの病院で高額療養費制度の上限を超えますがもう一つの病院の受診料と薬価代の合計が21000円を超えませんので返還されません

 

 

高額療養費制度の支払いや申請方法

突発的な病気や事故でない限り入院や高額な治療費を支払う時は事前に加入の医療保険から「限度額適用認定証」又は「限度額適用認定・標準負担額減額認定証」の交付を受け医療機関の窓口でこれらの認定証を提示することで上限を超える金額を支払うことはありません

例えば上の例の30万円支払ったケースで事前に加入の医療保険から「限度額適用認定証」又は「限度額適用認定・標準負担額減額認定証」の交付を受け医療機関の窓口でこれらの認定証を提示していれば30万を支払うことなく上限の金額の87430円の支払いで済むということです

私も3か月に一回数十万、支払えませんので限度額適用認定証を必ず該当の病院に提示し負担額の上限の支払いで済ませています。

 

更に過去12か月に3回以上、上限額に達した場合は4回目からは“多数回該当”と言う制度で負担額がまた減ります

 

高額医療費の請求方法

医療費の支払いで上限額を超えて支払った際は超えた金額は返還されます

普通は自分が加入している保険機関から2~3か月後、高額医療の請求ができる通知がご自宅に届きます。

その通知に持参する書類が書かれていますのでそれをもって請求しに行けば翌月には指定の銀行に振り込まれます

その時に領収書が必要となるケースが多いので領収書は無くさないようにしていてください

私の場合は病院の診察代は10000円程度ですが薬代が毎回100万円以上かかります。病院と薬局は支払いが別のため病院の診察費は返還されます。その時は役場から通知が来てその通知の紙に必要事項を記入し領収書をもって返還してもらっています

 

高額療養費制度の注意点

高額医療制度に含まない医療費もあります
保険適用される診療に対し、患者が支払った自己負担額が対象となります。医療にかからない場合でも必要となる「食費」・「居住費」、患者の希望によってサービスを受ける「差額ベッド代」・「先進医療にかかる費用」等は、高額療養費の支給の対象とはされていません

また入院の際、月をまたぐ場合はひと月ごとの請求になりますのでその月ごとに上限を超えない場合は適用にはなりません。(2か月入院し合計で上限額を超えたとしてもひと月ごとで超えない場合は適用外となります)

請求には2年の時効があります。2年以上たった高額医療の支払いには適用されませんので必ず手続き期間中に申請してください

 

まとめ

高額療養費制度は知って、なおかつ申請しなければ返還されない制度です

医療機関などは医療費が高額になる時、高額療養費制度のことを教えてくれますが手続きをするのはご自身でしなければなりません

めんどくさがらずに必ず申請してくださいね

国民の権利ですから!

 

 

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